グローバル設定
ゲームを開始する前に、いくつかの基本的な選択および、Big Pictureモードでいくつかのグローバル設定を行う必要があります。
ステップ1:コントローラの選択
このドキュメントを読んでいる時点で、おそらくゲームに何らかのコントローラを使用することを検討中だと思います。 複数のコントローラがある場合は、使用したいコントローラを選択することから始める必要があります。さまざまなモデルがサポートされており、いくつかのモデルはユニークな機能も備えています:
Steam入力デバイス使用するコントローラを決めて、コンピューターに接続します。バッテリーを使用するモデルの場合は、充電されていることを確認してください。
次に、コントローラ設定に移ります。 デスクトップクライアントかBig Pictureモードからアクセスできます。
ステップ2:コントローラ設定(デスクトップクライアント)
デスクトップクライアントでは、「Steam」から「設定」を選択します。
そこから「コントローラ」を選択します。
ここから一般のコントローラ設定や、3つのグローバル設定を変更できます。
まずは一般のコントローラ設定から見てみましょう。
PlayStation 4、Xbox One、Xbox 360またはジェネリックコントローラを使用している場合は、対応するコントローラ設定サポート用のチェックボックスにチェックが付いていることを確認してください。 また、コントローラが接続されていることを確認してください。 コンフィギュレータと互換性のあるすべてのコントローラは、検出されてこの画面に表示されます。
次に、前述の3つのグローバル設定を見てみましょう。 最初の2つは特に難しくありません。
- Big Picture設定はコントローラでBig Pictureモードを操作するための入力割り当てです。
- デスクトップ設定はコントローラでデスクトップを操作するための入力割り当てです。
- ガイドボタンコード設定には少し説明が必要です。
「コード」はボタン入力の組み合わせです -- 「コピー」や「検索」用のキーボードコード「Ctrl+C」や「Ctrl+F」でお馴染みかもしれません。「ガイドボタンコード設定」は、
ガイドボタンと一緒に押すと、特定のアクションを実行する一連の入力です。 では、ガイドボタンとは何でしょう? これは、コントローラの中央にある大きなブランドロゴ付きのボタンで、通常システム用に予約されています -- SteamコントローラではSteamのロゴが付いたボタン、XboxコントローラーではXboxロゴがついたボタン、PlayStationコントローラーではPlayStation のロゴが付いたボタンなどです。
ざっと見てみましょう:
これは特別な設定であるため、ガイドボタンが押されているものと見なします。 例えば、PlayStationボタンを押した状態で左アナログスティックを押すと、音量が増します。 PlayStation + 三角を押すと、コントローラーの電源を切るなどの動作をします。 これが、あらゆる設定において、ガイドボタンに割り当てを設定できる唯一の方法です。
ステップ3:コントローラ設定(Big Pictureモード)
Steamクライアントの右上隅にある
のアイコンをクリックしてBig Pictureモードに入ります。
ギアアイコンをクリックして設定を調整:
「コントローラ設定」をクリック:
PlayStation 4、Xbox One、Xbox 360またはジェネリックコントローラを使用している場合は、対応するコントローラ設定サポート用のチェックボックスにチェックが付いていることを確認してください:
また、コントローラが接続されていることを確認してください。 コンフィギュレータと互換性のあるすべてのコントローラは、検出されてこの画面に表示されます。
次に、特定のゲーム用にコントローラをBig Pictureモードとデスクトップクライアントの両方に設定する方法を紹介します。
ステップ4:ゲームを選択(デスクトップクライアント)
どのゲームでコントローラを使用するかを決め、ライブラリ内で右クリックしてください。
注意:(補足 )この例では、作者は自分のゲームを選択しています。これは作者がSteam Input APIの統合を完全に制御しており、それを使用して特定の機能を実演することができるためです。
コンテキストメニューが表示されます。
コントローラは接続されていますよね?コントローラが接続されていない場合、「Steamコントローラ設定を編集...」オプションは表示
されないため、デバイスが接続されていることを確認してください:
デバイスが接続されており、メニューが正しく表示されている場合、「Steamコントローラ設定を編集...」を選択してください。
これにより設定画面が開きます。
デスクトップクライアントを使用している場合、Big Pictureモードとデスクトップクライアントでは基本的に同じ設定画面なので、ステップ5に進んでください。
ステップ4:ゲームを選択(Big Pictureモード)
デスクトップクライアントではなく、Big Pictureモードを使用しているので、そのモードで起動します。 自分のコントローラを使用してプレイしたいゲームを探し、Big Pictureモードでメニューを開きます。
注意:(補足)この例では、作者は自分のゲームを選択しています。これは作者がSteam Input APIの統合を完全に制御しており、それを使用して特定の機能を実演することができるためです。
ゲームのメニューが表示されたらスライドバーから「ゲームの管理」を選択します:
コントローラは接続されていますよね?コントローラが接続されていない場合は、次のようなメニューが表示されます:
コントローラを接続すると、次のような画面表示になります:
「コントローラ設定」をクリックして、設定メニューを開きます。
ステップ5:コントローラ設定
Steam入力コンフィギュレータ用のネイティブAPIサポートを実装しているゲームでは、次のような画面が表示されます:
ここに表示されている内容の多くは、このゲームに特有のものであり、他のゲームでは異なることに注意してください。
一番上の4つのボタン(Editor Controls、Battle Controls、Map Controls、およびMenu Controls)は
アクションセットです。 ゲーム内メニューを表示するたびに、ゲームは「Menu Controls」アクションセットを有効にするためにAPIを介して信号を送ります。 プレイヤーが外界を訪れると、ゲームは「Map Controls」に切り替え、さらに戦闘を開始するとゲームは「Battle Controls」を有効にします。 これらはすべて、ユーザーの入力なしに自動的に切り替わります。
各アクションセットに対するアクションの割り当ては、互いに完全に独立しているため、たとえば「Menu Controls」で、取り消し/選択に設定されているAとBを入れ替えた場合、その変更は「Battle Controls」には全く影響しません。
割り当てを変更するには、任意のコントローラ領域をクリックしてください。 次は、フェイスボタンを選択した場合に表示される画面です:
ここから、各ボタン入力のドロップダウンメニューより異なるアクションを選択できます:
このゲームでは、これらすべては開発元が定義したゲーム内のネイティブなアクションです。 入力を選択し、リストからアクションを選択することによって、入力に割り当てるアクションを変更できます。
あとはゲームを始めるだけです!
PlayStation 4コントローラーと再マップツール
DS4WindowやInputMapperなどの外部の再マップツールを使用している場合、Steam入力はPS4コントローラーを直接使用する代わりに、再マップツールによって生成されエミュレートされたXbox 360コントローラーを使用します。 (外部の再マップツールでPS4コントローラーを使用している場合に、SteamがPS4コントローラーではなく、Xbox 360コントローラーを検出するのはこのためです。)
この状況に当てはまる場合には、Steamは次の警告を表示します:
レガシーモード割り当て
ゲームがネイティブでSteam Inputをサポートしていない場合はどうなるのでしょう? レガシーモードを見てみましょう。
こちらはネイティブのSteam入力APIを実装していない
Cosmic Star HeroineというRPGです。Defender's Questとは異なり、特に複雑な制御を持たないゲームです。
まず表示されるのは、いくつかのテンプレートの中から選択された、デフォルトのレガシー設定画面です:
ここでは、物理入力は、ネイティブのゲーム内アクションの代わりに、単に他の物理入力に割り当てられます。 フェイスボタン、ショルダーボタン、アナログトリガー、STARTおよびBACKボタン、左ジョイスティックは、すべてXInput相当の入力にマップされます。 左のトラックパッドの入力ソースモードは、各方向に割り当てられたXInputのDpadボタンとして「Dpad」に設定されます。 右トラックパッドの入力ソースモードは「マウスジョイスティック」に設定され、右スティックへのクリックは右トラックパッドへのクリックアクションに割り当てられます。
例えば、ボタンパッドの「Y」ボタンの再割り当てを想定します。 その場合は、まず、ボタンパッドをクリックします:
次に編集するサブ入力をクリックします。 この例では「Y」ボタンです:
こちらがレガシー入力の割り当てメニューです。 この割り当てに名前を付けることができ、使用可能なハードウェア入力のすべてに割り当て可能です。
キーボードボタン、マウスボタン、さらにゲームパッドボタンを割り当て可能です(エミュレートされたゲームパッドボタンは、ゲームではXInputイベントとして認識されます)。 また、入力に特別な条件を設定する(アクティベーターを表示)ことや、複数のボタンを1つの入力にバインドする(複数ボタン切り替え、オン)ことができます、その件については後ほど紹介します。
参考ドキュメント
このドキュメントではSteamコントローラコンフィギュレータの使い方に関する簡単な概要を紹介しました。 さらに詳しく知りたい場合は、次のドキュメントを参考にしてください: