Steamworks ドキュメンテーション
はじめに

Steam PCカフェプログラムへようこそ


ここでは、2つの運用モデルからいずれかを選択し、セットアップする方法を紹介します。

プログラムに関する情報を探していて、偶然このページにたどり着いた方は、こちらをクリックしてプログラムの情報ページをご覧ください。

    推奨セットアップ

  • PCカフェ-施設利用者は個人のSteamアカウントでSteamをフル体験

    このセットアップでは、施設利用者は自宅にいる時とまったく同じようにSteamを体験できます。 実績、リワード、ゲームのセーブデータ、アイテムドロップなどを獲得するだけでなく、ゲーム内でアイテムを購入することもできます。

    このモデルは施設内の安全なコンピューターでSteam PCカフェサーバーを実行する必要があります。

    商用ゲームライセンスはひとつのSteamマスターアカウントで購入し、ゲームライセンスプールに追加します。

    あなたの施設の利用者は、個人のSteamアカウントでログインでき、その施設に滞在している間、施設が提供するゲームライセンスを自分のSteamライブラリで閲覧して一時的にそれらのゲームをチェックアウトすることができます。 個人のSteamアカウントで所有するゲームをプレイすることもでき、その場合、施設のライセンスプールにあるゲームライセンスには影響しません。

    運営者と施設利用者にとってのメリット:
    • すべてのライセンスをSteamマスターアカウントで購入し、プールで共有するため、ゲームの管理が容易。
    • 商用ライセンス割引と一括購入オプション。
    • 複数店舗がある場合、すべての店舗でライセンスを共有可能。
    • PCカフェサーバーがローカルコンテンツキャッシュとしても機能し、インターネット帯域幅の使用を最小化。
    • 顧客のSteam利用状況に関するデータの収集と表示。

    PCカフェモデルのセットアップ方法はこちらを参照してください。

  • VRアトラクションのみ-各VRステーションに専用のSteamアカウント
    このモデルではVRアトラクションの各ステーションに専用のSteamアカウントを作成します。 これによりVRステーションの利用者はSteamアカウント作成やログインを行うことなく、すぐにバーチャルリアリティの世界に飛び込むことができます。

    欠点は、各アカウントで一連の商用ゲームを個別に購入する必要があるため、アカウントごとのゲーム管理が必要になることです。 また、利用者は個人のSteamアカウントでログインしないため、施設のアカウント上の商用ゲームにしかアクセスできず、実績やゲーム内アイテムを保存できません。

    商用ゲームライセンスが個々のステーションのアカウントで購入されるため、カフェサーバー機能やコンテンツキャッシュなどへのアクセスもありません。

    VRアーケード施設についても、推奨モデルを参照してください。

    VRアトラクションモデルのセットアップ方法はこちらを参照してください。